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患者さまへ 診療内容について

インプラント

●口腔インプラント

 う蝕や歯周病、外傷、腫瘍などで歯を失ったところにチタン製の人工歯根を埋め、その上に人工の歯を装着する治療です。取り外し式の入れ歯を入れる方法とは異なり、より天然歯に近い噛み心地が得られます。また、ブリッジのように隣の歯を削る必要はありません。当院ではインプラント治療は、口腔・顎・顔面インプラントセンターの集中管理の下、顎・口腔再生外科学分野(→顎・口腔再生外科学分野ホームページ)や口腔インプラント学分野(→口腔インプラント学分野ホームページ)と協力し行っています。

 一般の歯科インプラントは近年開業歯科でも広く行われていますが、当院では顎の骨量が少なく骨移植を要する場合など一部の患者さんでは先進医療の認可を取得しており、一部健康保険が適用されます。また、通常の局所麻酔だけではなく、インプラント手術の内容によっては静脈内鎮静法や全身麻酔下で行うこともあります。さらに当科の特徴として、口腔がん手術にインプラントを広く取り入れており、術後の咀嚼障害を回復する目的でがんの切除手術と同時にインプラントを埋入することを積極的に行っています(図1)。

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